KA大サービス。
承前)
承前。資料作成の話。

MGZ162年のこと。

シグマ=ニダ教官が主に大学の学生に教えていたのは、一般的な歴史知識と国語、数学であった。

また学生にはデータ作成に関しても教える。

文章を読むこと、書くこと、話すこと、聴くことや数学を補助教員とともに指導をする。

なぜなら軍事面での資料作成はやはり重要だったからである。

また軍事制度に関しても話す。
これは法律や銀河情勢などを主に雑談という形で話す。あと映画とかも観たりした。

そういった一般教養はしばしば役に立つものである。

あとは自分の体験談。

宇宙艦コロンブスのこと。


懐かしい日々だ。

一方でたまに自分でも足りないところを勉強する。

再び勉強の日々だ。

図書室だった。

大学の図書室でしばしばシグマ=ニダは本を読んで、ヒントを得ようとした。

それをPCで資料作成する。

穏やかな日々だ。

またゼミでは実際の作戦から資料作成や分析を学生とともに行い、生徒の気づきを促そうとした。


同僚には古典を担当する、女性のリュシカがいて、しばらくしてリュシカとシグマ=ニダは知己となった。

リュシカは未開の惑星で生きていた魔女だったが、その惑星が銀河中央ユニオンに加わると勉強を重ね軍大学の教員となっていたのである。
< 9 / 14 >

この作品をシェア

pagetop