耐雪梅花麗〜愛〜
〜凛華〜

着いたら、みんないた!

誠「思ったんだけどさ、うちら、24、19、16じゃない?」

桜「確かに、」

え?なんで?理解出来ないの私だけですか?聞いてみよ。

凛「なんで?」

誠「江戸時代は、数え年だから。」

あ、そうでしたねー。忘れてました。

凛「あざっす笑」

桜「何、その言い方?www凛華ねぇあんまり、その言い方しないよね。」

凛「うん。」

言いたくなっただけだよー。

あ!近藤さんの声がする!ていうことは、

近「櫻間くん達、入ってきてくれ。」

誠、凛、桜「はい!」

テクテクと歩いて入る。

近「女中兼隊士の櫻間姉妹だ。後は自分達でよろしく」

誠「長女の櫻間誠華、24歳です。よろしくお願いいたします。」

凛「次女の櫻間凛華です。18ゴホン、えーと、19歳。よろしくお願いいたします!」

あー、18歳っていいかけたよー。最初から自己紹介でかむって相当運悪いよね。

桜華「三女で末っ子の櫻間桜華、16歳。よろしくお願いします!」

誠華どころか桜華もかんでないわー。私だけか。恥ずかしー。

近「ということだ。皆、仲良くするように!ん?そういえば、最初の自己紹介の時と、年齢違わなくないか?」

桜「えーっと、私達は、満年齢を使用するので、満年齢では23,18,15歳なんですけど、ここは数え年なので24,19,16歳なんですよ。」

近「なるほど。そういうことなのだな。」

桜「はい。皆さん。改めてよろしくお願いします。」

「女剣士⁈」や、「女禁制は?」などといった声が聞こえたが、

土「なお、女禁制については、解除し、許可する。江戸の新徴組には、中沢琴という女剣士がいるそうだ。新選組も、それにならい、必要とみなした場合は、女隊士を許可する!」

周りがざわついた。やっぱ、そういう反応になるよね。
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