耐雪梅花麗〜愛〜
〜凜華〜
髪結い処だって。日本髪だって。ゆったことないな。
なんて考えてたら着いちゃいました。髪結い処。
「誰が最所に結う?」
「誰でもいいなら私からでー。」
ということで私から結うことになりました。
「す、すいませーん。」
「どうぞー!」
き、緊張する!
「あら、うちと同じくらいの歳の綺麗な娘さん。さぁさぁ、ここに座りなはれ。何処から来んはったん?」
あれ、若いお姉さんじゃん!
何処からって言うか、何処?わかんない、未来からなんて言える?言おうかな…
「あの、信じてくれますか?私、未来から来たんです。あとから来る妹と姉もです。未来の江戸から来ました。」
「え?本当?!信じる!未来ってどんなんなん?」
「遠くの人と話せたり、江戸から京まで数時間で行き来することが出来たり、火を使わずに料理ができたりするんです。」
「うわぁ、行ってみたいなぁ。あ、そういえば身分と年齢と名前教えて。ちなみにうちは紗江って言うてや。」
またもや悩む。士分与えられてるから武家でいいよね。いや、でも、本当は武家じゃないし。
「未来には身分がないんですけど、どうしてら良いですか?」
「そうなん?自由なねぇ。今は何してはるん?」
新選組って言ったら引くよね。でも、本当のことだし…
「新選組初の女隊士なんです。名前は櫻間凜華。引きますよね。」
せっかくいろいろ話してくれるのに。
「いや、引かんよー!うちの処の常連さん、八木の奥様なんどす。八木さんによろしゅうゆうといてください。」
へぇ〜。
「わかりました!ゆうときます!」
「おおきに。隊士ゆうことは武家やね。で、未婚?既婚?年齢は?」
あ、忘れてた。
「未婚で19歳です。」
「じゃあ乙女島田でええか。最近お武家の奥方とかご息女が京に来はったさかい、武家のゆい方も上手くなったんよ。」
へぇ〜。増えたんだね。そりゃそうか。
「じゃあ、それでお願いします!」
「はいよ!」
そして数十分で結い上げ、
「完成!1週間くらいはもつさかい。」
お紗江ちゃんとはめっちゃ仲良くなりました!
そして約束したの。男女平等にして、女剣士を増やすって。女隊士を増やすって。そしたら、『それかなったら、うちは新選組の髪結になるわ!頑張って!うちも新撰組の役に立ちたい!本当のことを言うと、うち、佐幕派なんよ。』その瞬間、お紗江ちゃんは強いなって思った。そして私は言った。『私は本当は人を殺すような真似はしたくないの。平和でいたい。平和でいるためには未来の経験から民の声を聞き、皆平等でいることが大事だと思う。だからこそ公武合体して、天皇…天子様を頂点に、大樹公(将軍)を民の長としながらも民主主義とし、日本一丸となって外国の良いところを取り入れ、日本の良いところを残していく。これが私の理想です。』ってね。そしたら、『ほんとに。うちもそう思うわぁ。なんでこんなに対立が深くなったか、って言ったら異人が来たからってのもあると思う。そやかて、やっぱり大樹公がもっと民の声を聞けばこんなことにはならんこに収まっとったのにって思うんよ。』ってお紗江ちゃん。そしたら、『凜華ちゃん!凜紗同盟結ぼうよ!
一、公武合体及び民主化を目指して協力すること
一、お互いに困った時は頼ること。 いいでしょ!』『うん!どっちかが破ったら同盟破棄ね。約束。』こうやって、凜紗同盟を結んだ。
そして、その後、誠華姉と桜華も結ってもらい、結局「紗江櫻同盟」ということで締結された。内容は同じ。人数が増えただけ。というか、仲間が増えたことは嬉しいわぁ。。あれ?お紗江ちゃん言葉うつったかも!
髪結い処だって。日本髪だって。ゆったことないな。
なんて考えてたら着いちゃいました。髪結い処。
「誰が最所に結う?」
「誰でもいいなら私からでー。」
ということで私から結うことになりました。
「す、すいませーん。」
「どうぞー!」
き、緊張する!
「あら、うちと同じくらいの歳の綺麗な娘さん。さぁさぁ、ここに座りなはれ。何処から来んはったん?」
あれ、若いお姉さんじゃん!
何処からって言うか、何処?わかんない、未来からなんて言える?言おうかな…
「あの、信じてくれますか?私、未来から来たんです。あとから来る妹と姉もです。未来の江戸から来ました。」
「え?本当?!信じる!未来ってどんなんなん?」
「遠くの人と話せたり、江戸から京まで数時間で行き来することが出来たり、火を使わずに料理ができたりするんです。」
「うわぁ、行ってみたいなぁ。あ、そういえば身分と年齢と名前教えて。ちなみにうちは紗江って言うてや。」
またもや悩む。士分与えられてるから武家でいいよね。いや、でも、本当は武家じゃないし。
「未来には身分がないんですけど、どうしてら良いですか?」
「そうなん?自由なねぇ。今は何してはるん?」
新選組って言ったら引くよね。でも、本当のことだし…
「新選組初の女隊士なんです。名前は櫻間凜華。引きますよね。」
せっかくいろいろ話してくれるのに。
「いや、引かんよー!うちの処の常連さん、八木の奥様なんどす。八木さんによろしゅうゆうといてください。」
へぇ〜。
「わかりました!ゆうときます!」
「おおきに。隊士ゆうことは武家やね。で、未婚?既婚?年齢は?」
あ、忘れてた。
「未婚で19歳です。」
「じゃあ乙女島田でええか。最近お武家の奥方とかご息女が京に来はったさかい、武家のゆい方も上手くなったんよ。」
へぇ〜。増えたんだね。そりゃそうか。
「じゃあ、それでお願いします!」
「はいよ!」
そして数十分で結い上げ、
「完成!1週間くらいはもつさかい。」
お紗江ちゃんとはめっちゃ仲良くなりました!
そして約束したの。男女平等にして、女剣士を増やすって。女隊士を増やすって。そしたら、『それかなったら、うちは新選組の髪結になるわ!頑張って!うちも新撰組の役に立ちたい!本当のことを言うと、うち、佐幕派なんよ。』その瞬間、お紗江ちゃんは強いなって思った。そして私は言った。『私は本当は人を殺すような真似はしたくないの。平和でいたい。平和でいるためには未来の経験から民の声を聞き、皆平等でいることが大事だと思う。だからこそ公武合体して、天皇…天子様を頂点に、大樹公(将軍)を民の長としながらも民主主義とし、日本一丸となって外国の良いところを取り入れ、日本の良いところを残していく。これが私の理想です。』ってね。そしたら、『ほんとに。うちもそう思うわぁ。なんでこんなに対立が深くなったか、って言ったら異人が来たからってのもあると思う。そやかて、やっぱり大樹公がもっと民の声を聞けばこんなことにはならんこに収まっとったのにって思うんよ。』ってお紗江ちゃん。そしたら、『凜華ちゃん!凜紗同盟結ぼうよ!
一、公武合体及び民主化を目指して協力すること
一、お互いに困った時は頼ること。 いいでしょ!』『うん!どっちかが破ったら同盟破棄ね。約束。』こうやって、凜紗同盟を結んだ。
そして、その後、誠華姉と桜華も結ってもらい、結局「紗江櫻同盟」ということで締結された。内容は同じ。人数が増えただけ。というか、仲間が増えたことは嬉しいわぁ。。あれ?お紗江ちゃん言葉うつったかも!