わたしの願い


「結構よかったね」


「うん」


終わった後、愛はどうだったのかなって思ったけれどとりあえずそういったらうんと言ってくれたのでよかった。


正直俺はすごくドキドキして。

主人公と自分を重ね合わせながらみてた。

愛とこうなれたらいいなって思いながら。



前もって予約しといたお店に向かっている途中、


「あれ?寺島くんじゃない!?」


「ええ、こんなところで会えるなんてすご」


突然そんな声がしてそっちの方をみると同じクラスの女子がいた。


でも隣にいるのが愛とわかった瞬間2人の顔つきがかわった。

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