わたしの願い
「あいつ、あんだけひどいことしてからあとで愛に申し訳なくなって嘘ついたんだろうな、自分が悪者になって」
「え?」
「写真とかみた?」
「写真・・うん、わりと最近になってから・・」
「あれ、俺だから、俺の独断でやったの。遥はなんも関わってない。まあ睡眠薬しこんだり告白しろとかいってきたのは遥だけどな」
「よう、すけが?」
「そ。あの頃むしゃくしゃしててさ。だから愛をいじめた。それだけ。服脱がせてるときに遥入ってきてさ。でもすぐ・・」
洋輔が後ろに倒れた。
隣をみると今までみたことがないくらい怒ってる龍希くんがいて、こぶしを握り締めていた。