わたしの願い
今日はわたしの受験お疲れということで昨日に引き続きちょっぴり豪華な食事だった。
多分龍希くんがいたのも関係あると思うんだけれど。
「龍希くん、ごめんね。お母さんが無理やりって感じで」
「全然。ありがたいよ。それに楽しかった。家族ってやっぱりいいな」
「そうだね」
お互い前まで家族、というものが嫌だと思っていたのに不思議。
「じゃあ、また明後日学校で。おやすみ」
「うん、おやすみ」
龍希くんがみえなくなるまで見送ってから家にはいった。