わたしの願い

「キャー!!!!」

「さいこー!!!」

「きもちー!!!」

いろんな声が飛び交って、なんだかよくわからないまま戻ってきた。

「愛、どうだった?」

「うーん、よくわかんなかったけど、でも大丈夫だった」

「そっか。じゃあさ、あとでもっかい乗ろうよ。たぶん2回目はわかってるからもっとわかる思うし」

「だな。まだまだ乗り物はたくさんあるしさ。愛ちゃんが乗りたいやつ選んでいいよ」

そういわれたのであたりを見回す。


「あれ、乗ってみたい」

「いいね」


わたしが指さしたのはゴーカート。


「んー、誰か1人になっちゃうけど・・龍希くんと愛はペアだとして、どうする?」

「いいよ、わたしひとりで」

「ええ、なんでよ葉月!そこはわたしとで昴が一人ってなるとこでしょ??」

「まあ、いいからいいから。それでいいでしょ昴」

「おう、俺はなんでもいい」

そういうことでペアはわたしと龍希くん、奏ちゃんと昴くん、葉月ちゃんは1人ということでそれぞれ車に乗った。
< 284 / 309 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop