わたしの願い


「今度ちゃんと寺島くんとも話してみます」


「うん、そうしてみなさい」


「あと、またきてもいいですか?」


「もちろん、いつでも待ってるわね」


先生にもう一度お礼をいってわたしは保健室をでた。



球技大会だったため授業はなくて、いつの間にか学校にはほとんど人がいなかった。

それがありがたかった。


もしいたら今日の寺島くんの行動でなにかいわれるんじゃないかって思ってたから。



わたしは鞄を手にとって、家に帰った。


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