わたしの願い
「龍希くん?!今までどこにいたの?!」
繋がってすぐにすごい焦ったような怒ったような声がきこえた。
「どこって、バイト先ですけど。なんかあったんですか?」
「お姉ちゃんが・・龍希くんのお母さんが、、亡くなった・・」
それを聞いた瞬間頭が真っ白になった。
意味がわからなかった。
「母さんが死んだ?なんで?どうして?」
「詳しいことはあとで話すから、とりあえず帰ってきてちょうだい」
俺は駆け出した。
バイト先と家は徒歩10分。
走ったら5分くらいでついた。
家の前にはパトカーがたくさんとまっていて、そこにおばさんもいた。