わたしの願い


「龍希くん?!今までどこにいたの?!」


繋がってすぐにすごい焦ったような怒ったような声がきこえた。


「どこって、バイト先ですけど。なんかあったんですか?」


「お姉ちゃんが・・龍希くんのお母さんが、、亡くなった・・」


それを聞いた瞬間頭が真っ白になった。

意味がわからなかった。



「母さんが死んだ?なんで?どうして?」


「詳しいことはあとで話すから、とりあえず帰ってきてちょうだい」


俺は駆け出した。

バイト先と家は徒歩10分。

走ったら5分くらいでついた。


家の前にはパトカーがたくさんとまっていて、そこにおばさんもいた。

< 81 / 309 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop