ねぇ、僕じゃダメ?
その週末、実可子が予約した式場の見学へ
高台にある白をベースにした洋風な式場。
実可子が好きそうな雰囲気だ。
中へ案内されて、担当者がくるまでパンフレットを眺めながら待った。
「夜も素敵だねー。」
「でも、寒いよ。きっと。」
「10月、寒いかなー?」
「お待たせいたしました。担当させていただきます、桃田 沙幸と申します。」
え?
今、、、なんて?
桃田?、、、沙幸?
恐る恐る顔をあげた。
「よろしくお願いします。」
嘘、、、だろ?
高台にある白をベースにした洋風な式場。
実可子が好きそうな雰囲気だ。
中へ案内されて、担当者がくるまでパンフレットを眺めながら待った。
「夜も素敵だねー。」
「でも、寒いよ。きっと。」
「10月、寒いかなー?」
「お待たせいたしました。担当させていただきます、桃田 沙幸と申します。」
え?
今、、、なんて?
桃田?、、、沙幸?
恐る恐る顔をあげた。
「よろしくお願いします。」
嘘、、、だろ?