*続*あまい・甘い・あま~い香りに誘われて
【キミは大好きな初恋の人
一途な虎太朗らぶすとーりー】
そんな題名が突然大きく画面にうつしだされた。
「なんだよ、これ」
打ち合わせには聞いていない映像が流れ出し虎太朗が怪訝な顔をする。
もちろん、私も知らない映像だ。
【葵・4歳の誕生日】
〈大きくなったらこっちゃんをお嫁さんにすると葵、プロポーズ。〉
ケーキの前で虎太朗の頬にキスをしている微笑ましい小さい頃の私たち
その後、
バースデーケーキと一緒に写る私だけの映像が6歳、7歳と続きそれは15歳まで続き、桜の木の下で笑顔で写る入学式に切り替わる。
ちらりと隣の虎太朗を見ると、口もとに手をあてて固まっている。
一途な虎太朗らぶすとーりー】
そんな題名が突然大きく画面にうつしだされた。
「なんだよ、これ」
打ち合わせには聞いていない映像が流れ出し虎太朗が怪訝な顔をする。
もちろん、私も知らない映像だ。
【葵・4歳の誕生日】
〈大きくなったらこっちゃんをお嫁さんにすると葵、プロポーズ。〉
ケーキの前で虎太朗の頬にキスをしている微笑ましい小さい頃の私たち
その後、
バースデーケーキと一緒に写る私だけの映像が6歳、7歳と続きそれは15歳まで続き、桜の木の下で笑顔で写る入学式に切り替わる。
ちらりと隣の虎太朗を見ると、口もとに手をあてて固まっている。