年上に恋をして
「ごめんな。俺、あげたいやつ居るから。無理だわ。」


「そっか……」


そう言って、女の子は何処かに走り去って行った。



それから、何度か第2ボタンくれと、言われたけど、あげなかった。


だって、第2ボタンはカレンにあげたいし。


「モテる男は良いねぇ~。」


雷が面白がっている。


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