青い空の下
☆第1章★
体育館
ドンドドン...スパッッ!!
今日も朝早くから
体育館でシュート練。
今年の県大会は
諦めている、2年。
私は1年、だけど
スタメンです☆
なんとかして
先輩達を、県大会に
出場させたい。
「おっはょー」
でかい声がしたのは
私の大の親友、
萩原 芽衣。
2つ縛りで、顔は
とても大人っぽい。
少し男子好きだけど
相談にのれるのは
芽衣だけ。
「おはょ」
私はドリブルをしながら芽衣に言った。
「今日も早いねー
七海はすごい!!」
「いや...別に」
ただ、自分がうまくなりたいからだから。
そんな私にも転機が
訪れるんだ...。