青い空の下

「今日も疲れたなぁ〜」

ピロリンピロリン!

私の携帯が鳴り、状態をお越しあげて携帯を手元にとった。


「んッッ?芽衣からだ!」

どうしたんだろう?っと思いつつメールをみる。

《今日、石栗と何があったの?》


返事を返そうと、ボタンに指が動く。


けど最初に何を書いていいのかわからない。


私は何が言いたいのか…そんな事を思っているとすでに10分は経っていた。


「もういいや!」


適当になった私は明日話そうっと思い、めちゃくちゃに返事を返してしまった。


今日は疲れたなぁ………
進には助けてもらっちゃったし、


でも進の事が好きだっと思った時は嫌じゃなかった。

ってかまるで、やっと分かったみたいに心の奥の扉を開いたみたいな感じがしたんだ。


これから何があろうと、私はできる限りがんばるよ。


ベッドに横たわっていた自分を無理やりじゃなく、生き生きとしたように起き上がった。


階段を勢いよく、おりて風呂場へ向かう。


髪の毛を縛っていたゴムを取り、手にかける。


風呂に入って目を閉じると進と屋上の上にあるあの青空をふと思い出すんだ。
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