青い空の下

知らない時間


「有岡はかっこよかったなぁ〜なかなかぁぁゆう人いないし〜!」


さっきっからずっと芽衣は有岡の話ばっかり。


本当に好きだったんだなぁって思えてきた。


「世の中にはたくさんいると思うよ!」


「そうだよね」


芽衣は立ち直りが早くでも、私には立ち直ってほしくない。


「んで…最近、石栗とは?」


進の話にかえた芽衣。


「あんまり話してない」

それは芽衣が進と話してるから。


それに気づいたのか芽衣は言った。


「んじゃ、チャンスたくさん与えるからさッッ!」

「ありがとう」


芽衣を信じ、また話を続けた。
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