私、強引で甘く一途な御曹司にドキドキさせられっぱなしです!
朋也さん…


やっぱり…素敵な人だ…


男性としてはもちろんだけど…


人間的にも…


今日一日で、朋也さんの良いところ、いっぱい知った気がする。


『戻ろうか』


『はい』


私達は、また屋上に上がった。


朋也さんは、別の人に話しかけられて、話し始めた。


私のところには、梨花ちゃんが寄って来た。


『恭香先輩』


ちょっと怖い顔…


『どうしたの?』


『さっき、一弥先輩と良い感じに話してましたよね?』


お酒も入ってるからか、梨花ちゃん、話すトーンが低くて怖いよ。


『良い感じって…普通の話しだよ』


『嘘です!あれは、絶対に怪しい話をしてましたね。まさか、一弥先輩に告白されたとか?』


『ち、違う違う。そんなわけないじゃない』


酔っ払いに絡まれてる感じだ。


『本当ですかぁ?ま、確かにこの顔で、一弥先輩に告白されるわけないですよね。でも、万が一ってこともありますから~念のために聞いて見ました』


あはは…
< 112 / 235 >

この作品をシェア

pagetop