私、強引で甘く一途な御曹司にドキドキさせられっぱなしです!
ただお前が好きだ~朋也side~
新しいチームでの、新しいプロジェクトの打ち合わせで、俺は、山本菜々子さんと一緒にクライアントに会いに行った。
クライアントは、有名旅行会社。
ある温泉地のCMを手掛けることになった。
人気の俳優もCMキャラクターに決まった。
ポスターや、CM撮影の前には、実際に何度か温泉地に足を運んで視察もする。
カメラマンとして、腕がなる仕事だ。
恭香がいないのは寂しいが、それでも、毎日の恭香の励ましが俺の力になっていた。
『本宮さん…さっきからずっと黙ってて、どうしたんですか?』
助手席に乗る山本さんが、俺に言った。
『…ちょっと考え事してた』
『いろいろ考える事があるんですね。御曹司ともなると』
『そう言うわけじゃない』
山本さんが言ってる言葉の意図がわからない。
『本宮さん、今度…良かったら、お食事でも行きませんか?』
突然の誘いに戸惑った。
クライアントは、有名旅行会社。
ある温泉地のCMを手掛けることになった。
人気の俳優もCMキャラクターに決まった。
ポスターや、CM撮影の前には、実際に何度か温泉地に足を運んで視察もする。
カメラマンとして、腕がなる仕事だ。
恭香がいないのは寂しいが、それでも、毎日の恭香の励ましが俺の力になっていた。
『本宮さん…さっきからずっと黙ってて、どうしたんですか?』
助手席に乗る山本さんが、俺に言った。
『…ちょっと考え事してた』
『いろいろ考える事があるんですね。御曹司ともなると』
『そう言うわけじゃない』
山本さんが言ってる言葉の意図がわからない。
『本宮さん、今度…良かったら、お食事でも行きませんか?』
突然の誘いに戸惑った。