私、強引で甘く一途な御曹司にドキドキさせられっぱなしです!
ある程度撮影も終わり、夜になって、私達はまず食事をした。


もちろん、朋也さんは、目の前の日本料理の写真も撮った。


お腹が空いてたから、どれも本当に美味しくて、贅沢な時間だった。


盛り付けが綺麗で繊細で、目でも楽しめた。


全てにおいて素晴らしく、また来たいと思わせてくれる旅館だった。


次は…誰と来れるかな…


そう、ふと、思った。


食事が済んで、次はお風呂。


私は、一人で女湯に行った。


ちょっと寂しいかな。


でも、朋也さんと一弥先輩が2人で温泉に入ってるって…


やっぱり変な感じだ。


嫌だ、私、一瞬、2人の裸を想像しちゃった。


顔が赤くなるのがわかった。


ダメダメ。


想像しちゃダメ。


でも、あの2人が裸で温泉に浸かってたら、男性でもびっくりするよね…


月夜の下の2人が、あまりに綺麗で…


朋也さんも、一弥先輩も細いけど、適度に筋肉もあって…


あ…


さっきから何考えてるんだろう…


ちょっと変だよね…


私は、温泉に浸かりながら深呼吸した。
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