私、強引で甘く一途な御曹司にドキドキさせられっぱなしです!
私は、ただ、朋也さんが好きなだけなのに…


自分の気持ちに素直になることは大事だけど、その先の重圧も、やっぱり…


不安な気持ちを押さえながら、私は、なんとか仕事をした。


頼むから消えて、今は消えて…って、何度も言い聞かせながら。


夜になって、私はまた1人で部屋に帰った。


朋也さんのいない部屋…


今日は、会社でも、朋也さんと一弥先輩の顔を見ていない。


お互いプロジェクトの成功に向けて、仕事を頑張ってるから…仕方ない。


私も、今回は他のコピーも抱えてて、いろいろ頭がいっぱいで…


2人と会えない時間…


なんだろう、埋めようのない寂しさが、私の心に充満してる。


部屋にいても、何も手につかない。


とにかく…お風呂に入って、休もう…


もう、クタクタだった。


本当は、明日、朋也さんが荷物を取りにくるらしいから、少しまとめておきたいけど…
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