私、強引で甘く一途な御曹司にドキドキさせられっぱなしです!
『嬉しい~2回目だね。あの時、すごく美味しかったもんね~』


『夏希、今日は飲みすぎ注意だからね』


夏希が酔っ払って、先に帰ったのも、懐かしい思い出だ。


あの時の運転手さんも、ずっと本宮家の専属で、私もお世話になっている。


社長宅には、当たり前のようにお手伝いさんもいて、私もつけるか聞かれたけど、私はあえて主婦業を頑張ることにした。


料理に洗濯、子育てと、主婦の大変さを今、痛感してるよ。


改めて両親に感謝だ。


『恭香ちゃん、幸せなんだね』


『一弥先輩…はい、幸せです。先輩には、本当にいろいろお世話になってありがとうございました』


首を横に振る一弥先輩。


『恭香ちゃんがいなくなって寂しいけど、今は、梨花ちゃんも帰って来て、仕事頑張ってるよ。梨花ちゃん、新しい彼氏出来て幸せそうだしね』


そうなんだ!


すごく嬉しい。


戻って来たんだね、それに彼氏まで…


頑張って欲しいな…


仕事も恋愛も。
< 224 / 235 >

この作品をシェア

pagetop