ナマイキ男子
遠くで見てるだけでも満足。
そんな風に思うようになった。
これはもう恋じゃないのかな。
思春期だな〜〜〜。青春だな〜〜〜。
ってちょっと離れたところから自分を客観的に見ることが私の癖。
生まれながらに我慢しまくり、沸点の高度化を身につけたため、
自分は物語の主人公にはなれない。
自分は物語の脇役である。
と認識し、どんなことからも一歩引いたところで見ている。
好きな流星くんには、学校の人気者で同じくらいの知名度がある彼女がいることに何ら不思議はない。
むしろ至極当たり前のことである。
というように好きな人に彼女がいても、冷静を保っている。
常に冷静でいられる私に溺れているのかもしれないね。