しゅわしゅわサイダー。
.







「…ここ、です」



『あ、割と近かったな笑』


「だからゆーたやん!笑」




『…んじゃあ、また来週、』


「あっ、ありがとう!」



『あ、なあ、LINE交換せーへん?』



『…あ、いや、別に嫌なら全然……』




「ううん、いいよ!」



ブブッと音を鳴らして画面には【望】の文字が。




「…これであってるよね?」


『ふふっ、それ以外何があるんや笑』



「いや、一応確かめておきたくて笑」



『…じゃあ風邪引かんうちに家に入り?』






うん、と言ってパタンと家に入った瞬間思った


もう一回お礼言おうかな、なんて。





急いでドアを開けて一方通行のこの道を引き返してる望くんの後ろ姿が見えた



…ここら辺の人じゃなかったってこと、?



だったら、彼の優しさでここまで送ってくれたってことだよね。




ほら、駅の方へ進んで歩いてる、、



胸の中がジュワッと暖かくなった気がした。







.
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop