やっと見つけた
柊さんの思いはすっげぇ伝わった。

だから

「安心してくださいよ。俺、心春のこと手放す気ないんで。男と話してたらすっげぇ嫉妬します。きっと独占欲の塊です。でも心春の笑顔が俺も見たいんで。」

大好きな心春を俺は守る。


「ははは、気に入った。奏汰。お前最高だ」

突然後ろから声が聞こえた。

「蓮、帰ってたのか」

「あぁ、ただいま。それより俺と兄貴と一緒に心春守ってくれんだろ?」

初めてしゃべるのになんだろ、この安心感。

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