やっと見つけた

「疲れてるから癒して。」

洗い物をする私を後ろから抱きしめる奏汰君。


「奏汰君・・・大丈夫?無理しちゃだめだよ?」

明日はみんな部活も休みだからって寝たりしてる。

このまま泊るんだろうなって勝手に思ってる。

今は19時・・・


「寝ててもいいよ?」

私がそう言うと水道の水を急に止めた。

そしてそのまま私の手を引いて2階に上がった。

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