横顔が綺麗なあの子の素顔




いや嘘でしょ…


あ、杉野さんに連絡!!

……ん。


よく考えてみれば、私知らない…連絡先知らない。

連絡できないどうしよう…!?


というか、なんで私食事を約束した人の連絡先教えてもらってないのさ!?



最悪。絶対に遅れちゃうよ…?

どうしよう…



結局そこから30分くらい動けなくて、

結局線路を歩いて近くの駅に行くことに…


人がごった返すタクシー乗場で何とか乗り付け、


「すいません○○事務所近くまで急いでもらえますか」



あとちょっと…


「お客さん着きましたよ!」


「ありがとうございましたお釣りいらないです!」


目の前にあるいつもの公園のいつもの場所を目指して走る

1時間くらい経ってるし、もういないよね…


でも、その場所にい早く行かないといけない気がして、


ベンチが見えたとき、なんでって思った



「月村さん…!?」


「杉…野、さん…!!ほ、ほんと…ごめんなさい、」


息が上がるのも気にならないくらい罪悪感がすごい。


「だ、大丈夫??取りあえず落ち着いて、座ろ?」





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