焦がれる夜に、あなたのキスを。【完】番外編更新
聞けば、星が瞬く夜空を背にしながら暴力的に美しい微笑みで。
「永遠に、あなたのもの。永遠の愛」
「……そ、れは」
「好きだよ和花菜。ずっと、傍にいてほしい」
「私も、バーテンダーとしての成宮さんも素の成宮さんも。全部ひっくるめて好きです」
理屈抜きで、直感で『この人だ』ってお互い想い合ってる。
「和花菜、俺だけみてろよ」
「一緒にいさせてください。いつまでも」
そう言えば、『最高』と綺麗に笑って熱い口づけがふってきて。
ずいぶん遠回りしてしまったけど、ここからやっとスタートラインだ。
意地悪な美青年バーテンダーとの恋が、始まった。