藍と未来の一つ屋根の下
「本気で好きになっちゃった」
純のその言葉に未来は心臓がドクンと波打ったのが分かった。
「俺が守ってあげたいなってね」
未来の頭に藍の顔がよぎった。
「って、これは彼氏にも言われるかな」
「どうして彼女と別れたの?純優しいのに…」
「初めてミクちゃんから優しいって言ってくれた。俺嬉しいな」
その時未来に真っ直ぐ向けられた純の表情は、素直な笑顔に見えた。
「5年付き合ってたんだよ。高一の時から」
純はウェイターに運ばれたカルボナーラにフォークを通した。
「こいつまたカルボナーラ食うのかよって思ったでしょ」
未来は思わず声を出して笑ってしまった。
放課後N高に行ってからずっと滅入っていた気持ちが少しずつほぐれていく。
「思った」
「まぁ…ぶっちゃけちゃうとさ、元カノが美味しいって言ってくれたんだよ。俺のカルボナーラ」
「そうなんだ」
「あー、こんなこと言って気分悪くしたらごめんね」
未来の前にはおろしハンバーグが運ばれてくる。
純のその言葉に未来は心臓がドクンと波打ったのが分かった。
「俺が守ってあげたいなってね」
未来の頭に藍の顔がよぎった。
「って、これは彼氏にも言われるかな」
「どうして彼女と別れたの?純優しいのに…」
「初めてミクちゃんから優しいって言ってくれた。俺嬉しいな」
その時未来に真っ直ぐ向けられた純の表情は、素直な笑顔に見えた。
「5年付き合ってたんだよ。高一の時から」
純はウェイターに運ばれたカルボナーラにフォークを通した。
「こいつまたカルボナーラ食うのかよって思ったでしょ」
未来は思わず声を出して笑ってしまった。
放課後N高に行ってからずっと滅入っていた気持ちが少しずつほぐれていく。
「思った」
「まぁ…ぶっちゃけちゃうとさ、元カノが美味しいって言ってくれたんだよ。俺のカルボナーラ」
「そうなんだ」
「あー、こんなこと言って気分悪くしたらごめんね」
未来の前にはおろしハンバーグが運ばれてくる。