藍と未来の一つ屋根の下
藍の部屋以外は…

そう思って未来は首を振った。

「あーそうなんだ。ミクちゃんてピュアってかんじだから経験ないと思ってた」

車は海沿いの道路からから有料道路に入っていく。

「でも友達は結構はっちゃけてるもんね。美咲ちゃんとか」

純が車のギアを上げるとシルバーのワンボックスは滑るように加速する。

「ミクちゃんは今まで彼氏いないって美咲ちゃんから聞いたけど、ぶっちゃけどこまでしたことあるの?」

純の声が響いた。


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