藍と未来の一つ屋根の下
体温
未来(みくる)と藍(あい)が中学二年生の冬。
その日未来は親友の友美とアリサと駅前のドーナツ屋さんにいた。
「ねえクリスマスなのに彼氏いないとか、うちらヤバくない」
そういってアリサはフワフワの砂糖がけドーナツにかぶりつく。
「女の友情じゃん」
ダイエット中と言ったはずの友美も、ホワイトチョコがたっぷりかかったドーナツを頬張る。
「あーあ、私もちー君ともうちょっと続いてたらなぁ」
アリサは中学一年生の冬から付き合っていた彼氏のちー君とは、中学二年生の夏に別れてしまった。
「もう4ヶ月独り身だよー」
そういってアリサはカフェオレをスプーンでクルクル回した。
「ねえ、アリサはちー君とキスしたんでしょ?」
友美がアリサに詰め寄る。
「えー。それ付き合ってるとき話したじゃん」
「もう一回聞かせてよ。クリスマスじゃんね」
「もう思い出したくないんだよねー。ちー君今7組の子と付き合ってるじゃん」
「ミクも聞きたいでしょ?」
そう言って友美が未来を見た。
「ミク、起きてる?」
その日未来は親友の友美とアリサと駅前のドーナツ屋さんにいた。
「ねえクリスマスなのに彼氏いないとか、うちらヤバくない」
そういってアリサはフワフワの砂糖がけドーナツにかぶりつく。
「女の友情じゃん」
ダイエット中と言ったはずの友美も、ホワイトチョコがたっぷりかかったドーナツを頬張る。
「あーあ、私もちー君ともうちょっと続いてたらなぁ」
アリサは中学一年生の冬から付き合っていた彼氏のちー君とは、中学二年生の夏に別れてしまった。
「もう4ヶ月独り身だよー」
そういってアリサはカフェオレをスプーンでクルクル回した。
「ねえ、アリサはちー君とキスしたんでしょ?」
友美がアリサに詰め寄る。
「えー。それ付き合ってるとき話したじゃん」
「もう一回聞かせてよ。クリスマスじゃんね」
「もう思い出したくないんだよねー。ちー君今7組の子と付き合ってるじゃん」
「ミクも聞きたいでしょ?」
そう言って友美が未来を見た。
「ミク、起きてる?」