藍と未来の一つ屋根の下
「藍」
「んー?」
唇を重ねながら未来が喋る。
「いいよ」
「なにが」
「藍がしたいこと全部」
藍は未来のスウェットをまくる。
未来の心臓の鼓動が速くなる。
でも今日、純にボタンを外された時と違って、全然嫌じゃない。
「お前…」
「なによ」
「意外とあるな」
「ばか!」
未来は思わず笑ってしまった。
でもこうやっていちいち吹き出すのが私たちらしいなって、未来は思う。
「藍、もっと雰囲気つくってよ」
「無理だろ今さら」
「女の子にとってはすっごい大切なとこなんだから笑わせないで!」
「先に笑ったのおまえじゃん」
藍がスウェットをまくって露わになった未来の身体にキスをしていく。
今日はママが絶対に帰ってきませんように。
いつも有里華の帰りを待つ未来が、今日は初めてそう願っていた。
「んー?」
唇を重ねながら未来が喋る。
「いいよ」
「なにが」
「藍がしたいこと全部」
藍は未来のスウェットをまくる。
未来の心臓の鼓動が速くなる。
でも今日、純にボタンを外された時と違って、全然嫌じゃない。
「お前…」
「なによ」
「意外とあるな」
「ばか!」
未来は思わず笑ってしまった。
でもこうやっていちいち吹き出すのが私たちらしいなって、未来は思う。
「藍、もっと雰囲気つくってよ」
「無理だろ今さら」
「女の子にとってはすっごい大切なとこなんだから笑わせないで!」
「先に笑ったのおまえじゃん」
藍がスウェットをまくって露わになった未来の身体にキスをしていく。
今日はママが絶対に帰ってきませんように。
いつも有里華の帰りを待つ未来が、今日は初めてそう願っていた。