藍と未来の一つ屋根の下
「それはいいじゃん」
未来がはぐらかそうとしても美咲は許さない。
「もしかして!?」
「この前までピュアガールだったのに!?」
「もしかしてもしかする!?」
「…」
藍と一緒に寝た日のことを思い出して、未来は顔を赤くした。だってあの日は本当に、幸せだったから。
暗闇で響く藍の声と感触。初めて感じた藍の身体。
「やばくない」
美咲がカナとリー子を見た。
「やばい」
と、カナ。
「ミク、超可愛い」
リー子が未来に抱きついた。
「ミク、今思い出してたでしょ」
鋭いリー子の質問に未来はますます照れた。
「N高だよね?秀才じゃん」
「写真見せて写真」
藍と二人でちゃんと撮ったツーショットはないから、
去年の家族BBQの時にかずオッちゃんが撮ってくれた、未来と藍が鉄板の前で笑っている写真を見せた。
未来は牛と野菜の串を持って笑っていて、その隣にいる藍はウーロン茶のカップを持ってカメラを見ている。
藍はカメラを向けられてもあまり笑わない。
未来がはぐらかそうとしても美咲は許さない。
「もしかして!?」
「この前までピュアガールだったのに!?」
「もしかしてもしかする!?」
「…」
藍と一緒に寝た日のことを思い出して、未来は顔を赤くした。だってあの日は本当に、幸せだったから。
暗闇で響く藍の声と感触。初めて感じた藍の身体。
「やばくない」
美咲がカナとリー子を見た。
「やばい」
と、カナ。
「ミク、超可愛い」
リー子が未来に抱きついた。
「ミク、今思い出してたでしょ」
鋭いリー子の質問に未来はますます照れた。
「N高だよね?秀才じゃん」
「写真見せて写真」
藍と二人でちゃんと撮ったツーショットはないから、
去年の家族BBQの時にかずオッちゃんが撮ってくれた、未来と藍が鉄板の前で笑っている写真を見せた。
未来は牛と野菜の串を持って笑っていて、その隣にいる藍はウーロン茶のカップを持ってカメラを見ている。
藍はカメラを向けられてもあまり笑わない。