さよなら、Teacher
ヒロはパーカーのポケットに手を突っ込んだまま、プールサイドのチェアに座る。
見渡したが恵の姿はない。
ー今日は、バイトの日じゃないのかもしれないな
「ねぇ、ヒロも泳ご?」
エリカとヒロが来たとたん、男の視線はエリカに、女の視線はヒロに集まっている事に気づいていた。
そんな事には慣れてるし、むしろ心地よい。
注目されるのは嫌いじゃなかった。
ヒロはパーカーを脱ぎ、エリカに導かれるままにプールに入る。悠々と背泳ぎなどしながら、夜空を見上げる。
ーこんな風に夜空を見上げるのも、悪くないな…
「たまには良いわね、プールも」
「…まぁね」
見渡したが恵の姿はない。
ー今日は、バイトの日じゃないのかもしれないな
「ねぇ、ヒロも泳ご?」
エリカとヒロが来たとたん、男の視線はエリカに、女の視線はヒロに集まっている事に気づいていた。
そんな事には慣れてるし、むしろ心地よい。
注目されるのは嫌いじゃなかった。
ヒロはパーカーを脱ぎ、エリカに導かれるままにプールに入る。悠々と背泳ぎなどしながら、夜空を見上げる。
ーこんな風に夜空を見上げるのも、悪くないな…
「たまには良いわね、プールも」
「…まぁね」