さよなら、Teacher
しばらく泳ぐと、エリカはプールを出る。

彼女にとって、男たちの視線が何よりもの賛辞であり、栄養。水着が披露できるプールは、絶好の場所だ。

エリカは、黒服のウェイターに飲み物を注文すると、長い足を組み、男たちの視線を存分に浴びた。


一方ヒロは、ほぼ貸し切り状態のプールでゆったりと泳いだ。こんなにのんびりと泳いだのは久しぶりだ。気持ち良かった。

その時だった。
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