さよなら、Teacher
「ヒデはさ、小さい頃から頭が良くて、品行方正。周りは皆、丹下の後継者はヒデしかいないと、もてはやしてた。

オレが、ヒデと同じ事をしても誰も褒めてくれやしない。見てももらえない。
ヒデは常にオレの前に立ちはだかる壁だった」

ヒロは幼い頃の出来事をポツリポツリと話し始めた。



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