転生令嬢は小食王子のお食事係
五、変化のオニオングラタンスープ
第二王子が私が作った料理を食べるという急展開にとても驚いていたけど、寝て起きると「つまりはおいしい料理を作ればいいわけね」と気持ちがストンと落ち着いた。
なので今日も王妃の願い応えるべく、お料理に励む。
カルツォーネの感想は特になかったものの、レオナール様はおかわりをして、その上で完食をしていたってことは、おいしいと思ってくれたってことなのかな……?
真意は不明だが、ポジティブにそう捉えることにしよう。
そのほうが料理のモチベーションも上がるというものだ。
でも、今日はお菓子を中心に作ろうと考えていた。なので食事はちょっぴり手抜き。
「今日は何を作るんですか?」
「今日はね、サンドイッチを作ります」
「え、サンドイッチですか……?」
この世界でもよく食べられる料理名にエマは拍子抜けしたように呟いた。
「その代わりに今日はお菓子をたくさん作ろうと思っています」
なので今日も王妃の願い応えるべく、お料理に励む。
カルツォーネの感想は特になかったものの、レオナール様はおかわりをして、その上で完食をしていたってことは、おいしいと思ってくれたってことなのかな……?
真意は不明だが、ポジティブにそう捉えることにしよう。
そのほうが料理のモチベーションも上がるというものだ。
でも、今日はお菓子を中心に作ろうと考えていた。なので食事はちょっぴり手抜き。
「今日は何を作るんですか?」
「今日はね、サンドイッチを作ります」
「え、サンドイッチですか……?」
この世界でもよく食べられる料理名にエマは拍子抜けしたように呟いた。
「その代わりに今日はお菓子をたくさん作ろうと思っています」