貴方のそばに居たい
「お姉様!」
「フラン…」
「全部聞こえてた。」
「それで私を怒るの?」
「ううん…違うの私はずっと495年間ずっと地下室にいたの。お姉様の命令でね。でも私が暇してた時に咲夜が黙って私の所に色々な人形とかダーツとか持ってきてくれた。今度は私が咲夜を喜ばせたいの。」
「フラン…」
「お願いお姉様咲夜を許してあげて。余命宣告なら長くないんでしょ6ヶ月は、あっという間に過ぎるの。だから1日も無駄にしたくない。」
「でも…こんな顔見せられるわけないじゃない!」
「お姉様…泣いてる…」
「私だって、咲夜とずっと一緒にいたいの!でも…もう経ったの6ヶ月間そんなの願ったって無理じゃない!」
「だから一緒に生きようってそう決めたんじゃないの?咲夜は、お姉様と私とパチェと美鈴と一緒生きようとって思ったんじゃないの?」
「そうか…咲夜らしいじゃない…フラン私探してくるわね貴方はパチェと一緒に咲夜に食べさせるお料理を作りなさい。」
「はーい。」
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