恋、キタル。
『まだちょっと熱いなぁ。飯食えるか?薬飲まなきゃな。』



そう言ってあたしのおでこを触る晴海。



冷たい手が気持ちいい。



『ちょっと待ってて。すぐ飯持って来るから。って飯ってもお粥だけどさ。』



笑いながら部屋を出てく晴海。



『ほらコレ食って薬飲んで寝てろよ。』



「いただきます。」



そう言ってあたしは晴海が持って来てくれたお粥を一口食べる。
< 48 / 80 >

この作品をシェア

pagetop