恋、キタル。
「はぁー、なんとか間に合ったぁ。」



満員電車に揺られながらほっと一息。



その時はまだ何も気づいていない。



あたしのカバンの中で揺れている携帯電話の存在を。
< 6 / 80 >

この作品をシェア

pagetop