恋、キタル。
『ほらっ、まだ熱あるんだから。早くベッドに行け。』



「う、うん…」



背中を押され部屋に戻る。


眠る気になはなれなくってベッドに座る。



"コンコン"



『入るぞ。』



手にはコーヒーカップ。



『ん。オレ特性、ホットミルク。温まるぞ。』



時折見せる笑顔にドキッとしながら



「ありがとう。」



そう言ってあたしはホットミルクを一口飲む。
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