キミの運命の人は俺じゃない
「それより、さっきの質問。
一人暮らし?それとも実家か?鎮痛剤だすけど、かなりこれから腫れて熱がでる」

「一人だけど大丈夫。」

「、、、当直明けだから今日明日休みだ。うちに来るか?それとも俺が泊まろうか?」

「はぁ!?」

大きく目を見開き目の前の男を凝視する。

「俺この二ヶ月ずっと待ってたんだけどなぁ。
結構きずついてんだけど。
今日も虎太朗頼ってるし。
亜沙美、なんで会いに来ないんだよ。」

名前をふいに呼ばれドキリとする。

「次に会いにきたらって話、忘れてないよな?」

傷口が熱をもっているのか、触れられている腕が熱いのか、、、、彼の言葉に体温が上昇するのを、自覚した。
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