キミの運命の人は俺じゃない
無言の私の素肌に手を滑らせる。

私の息が少しずつ上がり出す。

「連絡先教えてよ、亜沙美」

「一晩だけの関係でしょ?もう2度と関わることのない私の連絡先知らなくていいじゃない」

私の言葉に彼は意地悪な笑みを浮かべる。

「はじめての相手のこと知らなくていいのか?あんな下手くそなキスしてばればれだ。
俺は佐久間湊だ。
K大学病院の外科医。
会いたくなっら病院にこいよ。
忘れられないくらい、もう一度会いたくなるほど抱いてやるよ。」

優しい口付けが何度も何度も繰り返し落とされる。
、、、、彼の優しい唇に手に再び私は彼に
溺れる、、、、。

「亜沙美から俺に会いに来たらその時は激しく抱くからな」

、、、、翌朝目覚めると彼の姿は消えていた。
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