できすぎる上司♂と不器用すぎる部下♀
ふたりが水族館をあとにした時にはすでに夕方になっていた。
司の運転する車で向かったのは司のアパートの近くにあるスーパーだった。これからふたりは司のアパートで夕食を作って食べる。買い物かごを司が持ちふたりで話しながらメニューを決めて食材を買っていく。
「俺、このアイスが好きなんだよ。」
「私はこっちのメーカーよりこっちかな。」
「うちはこの味噌」
「あっ私も」
お互いに知らないことを知っていくのはこんなにもワクワクすることなのかと桃は思っていた。これからもっと知らない司を知ることができる。そんな未来に喜びを感じずにはいられない。
司の運転する車で向かったのは司のアパートの近くにあるスーパーだった。これからふたりは司のアパートで夕食を作って食べる。買い物かごを司が持ちふたりで話しながらメニューを決めて食材を買っていく。
「俺、このアイスが好きなんだよ。」
「私はこっちのメーカーよりこっちかな。」
「うちはこの味噌」
「あっ私も」
お互いに知らないことを知っていくのはこんなにもワクワクすることなのかと桃は思っていた。これからもっと知らない司を知ることができる。そんな未来に喜びを感じずにはいられない。