できすぎる上司♂と不器用すぎる部下♀
「これでいいのか?」
司はスウェット姿のままコンビニで桃にメイク落としや洗顔のセットを買ってきてくれた。
「ありがとうございます。」
「ふたりの時は敬語禁止。」
「ありがとう。」
桃は司の大きなシャツを着ている。腕をまくらないと手がでない。丈はワンピースくらいになっている。
桃が司から買ってきたものを預かろうとするとふいに抱き締められた。
「あー好きなだけこうできる。しかもその格好、かわいすぎんだろう。」
桃はかわいいなんて…思ってもらえるような性格じゃない。こんなに愛されるような可愛らしさもないのに、司が直球でくれる言葉に、司の前では自分でも知らない自分が出せるような気がしていた。
司はスウェット姿のままコンビニで桃にメイク落としや洗顔のセットを買ってきてくれた。
「ありがとうございます。」
「ふたりの時は敬語禁止。」
「ありがとう。」
桃は司の大きなシャツを着ている。腕をまくらないと手がでない。丈はワンピースくらいになっている。
桃が司から買ってきたものを預かろうとするとふいに抱き締められた。
「あー好きなだけこうできる。しかもその格好、かわいすぎんだろう。」
桃はかわいいなんて…思ってもらえるような性格じゃない。こんなに愛されるような可愛らしさもないのに、司が直球でくれる言葉に、司の前では自分でも知らない自分が出せるような気がしていた。