できすぎる上司♂と不器用すぎる部下♀
「それって好きってこと?」
「えっ!違うよ。嬉しかったって話し。」
親友の高岡佳子とランチをしながら桃は栄養ドリンクのことを話していた。佳子とはなんでも話せる間柄。
同じ会社の違う部署にいる佳子はばりばり仕事ができて桃と同じ30歳で主任の地位に就いていた。
「いいじゃない。紺野課長。かなり人気でしょ?がんばってみれば?」
「無理無理、私なんて。」
「はじまった。桃の私なんて病。あんたねー最後に恋人がいたのはいつよ?」
「えーっと…」
数えようとして片手では足りないことに気づいた。
「6年でしょ?6年。これまでいい話しもあったのに、あんた仕事ばっかりして棒に振ってきたじゃない。もったいない。あんた性格は変わってるけど手入れすればかわいいんだから。諦めちゃだめよ」
「諦めてはいないけど…」
「えっ!違うよ。嬉しかったって話し。」
親友の高岡佳子とランチをしながら桃は栄養ドリンクのことを話していた。佳子とはなんでも話せる間柄。
同じ会社の違う部署にいる佳子はばりばり仕事ができて桃と同じ30歳で主任の地位に就いていた。
「いいじゃない。紺野課長。かなり人気でしょ?がんばってみれば?」
「無理無理、私なんて。」
「はじまった。桃の私なんて病。あんたねー最後に恋人がいたのはいつよ?」
「えーっと…」
数えようとして片手では足りないことに気づいた。
「6年でしょ?6年。これまでいい話しもあったのに、あんた仕事ばっかりして棒に振ってきたじゃない。もったいない。あんた性格は変わってるけど手入れすればかわいいんだから。諦めちゃだめよ」
「諦めてはいないけど…」