年下幼なじみにずっと愛されてました




自分を見に体育館まで来てくれるのは、とてもやる気に繋がるみたいで、結果として部員たちに良い影響となっているから良かった。




それでも、やっぱり1番人気は遥で。

「ロッカーに置きに行こう。」



さっきの女子たちに託された可愛らしくラッピングしてある袋の数々。


飛鳥先輩には、ほどほどに断りなよって言われているけど、なかなか断れない。



この1週間だけでも何回目だ、というぐらい部員のみんなが使ってる部室に入り、遥のロッカーを探す。


「あった。」



綺麗に畳まれている制服に
黒い大きめのリュックと黒いトートバッグ


シンプルだなと毎回思う。
他のロッカーにも黒はいるけど、結構カラフルなバッグが多い。



< 15 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop