復縁する可能性ゼロ%


「いやぁ〜あまり接触ないから
恨まれるとかないと思うんだけど」


「知らず知らずのうちに
お前が何かやったとか?」


何でもかんでも私のせいにする颯斗の
言い草にムカついて
「身に覚えがないものはないの!
腹立つわ!」と言い返したものの
颯斗に対しても身に覚えがないことをして
いまだに怒らせていることに気がついた。


「あたしの何がいけないんだろ
知らず知らずのうちに何か
やってるということだよね?
情けなくて涙が出そう」


「うーんおかしいわね?
この2人は横田さんに頼まれたって
言ってたわよね?
それなのになぜ横田さんの姿が
映ってないわけ?
見張りをやらされた!って
言ってたでしょ?」


「あっ!そうでしたね
やっぱり横田さんの知らない!
と言うことが事実かもしれませんね」



「うん?見張り?
わかるように話せ!」


「青山さんたちの言い分は横田さんが
京田さんに猛アタックするも撃沈!
相手にしてもらえずで
次のターゲットが後藤課長
だけど同級生の坂倉が
仲良くしてるのが気に入らない
要はやきもち!ってことで
それで取り巻きを使って
嫌がらせしたってこと」


「はぁ?オレのせいでもあるってこと?
横田を相手にしないから
横田が怒ってるって?」


「双方の言い分が違うから
よくわからなくなってきた」


「あいつら集めて聞くしかないな
オレが集合かけるわ」


颯斗はやると決めたらみのりさんと一緒
行動は早い
「警備室に来てくれ」と
3人を呼び出した。


西本さんたちはもう会社から
出てるようで少し待ってほしいと。


仲間割れしている
横田さんはまだ会社にいたらしく
すぐにやってきた。


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