復縁する可能性ゼロ%
「坂倉さんごめん
本当にごめん
会社に公にするとか
警察に届けることだけは勘弁して
お願い」とペコペコと2人が
私に頭を下げる。
「お前らさー
オレは誰かわかってんの?」
「え?」
「オレはここの息子!
オレに知られたと言うことは
どう言うことか分かってんのか!
社長に直通だよ?
そんな簡単にごめんで
済ませられると思ってんの?」
「あ。。。。。」
「処分は考える
あんたらもう帰っていいよ
あっ!醜い仲間割れすんなよ」
3人を追い返すように颯斗が言った。
結局横田さんたちが仲直りをした
そしてあたしが横田さんを
疑っていたことは訂正されて
なんだかんだって
横田さんが得しただけ?
でも 颯斗が私の味方をしてくれたことに
本当に感謝の言葉を3人が帰った後に述べた。
「ありがとう」
「どうする?あいつらの処分」
「え?あたしに権限があるの?」
「なーんてな!あるわけねーだろ
考えてもわかるだろ」
「ひどっ!!!」
「クビになればいいのよ
要らないよ あんな調子者の奴らなんて」
みのりさんはそう言った。
「お前の気持ちはどうなんだ?」
「どうせ権限ないんでしょ?
もうこのままでいいよ
その流れに乗って双方の会社も
動き始めてるわけだし」
「そうか」
「あたしは許せない!
このままいつ処分を言われるか
ハラハラドキドキさせておくのもどう?
生き地獄よ」
「石本さん!それもいいね!
ナイスアイデア そうするわ」
今回の私の収穫は
私のミスではなかったと言うことが
2人には分かってもらえたと言うこと。