拝啓 元カレ上司サマ
蒼白
叫び
ー*煌太視点*ー
結婚式まであと数日となったある日。
俺は、大学時代の友人達と飲んでいた。
みんなには記憶喪失のことを話してあって、気遣いしてくれているのが有難い。
そんな時、偶然○○県庁時代の先輩と隣り合わせた。
懐かしかったし、久しぶりの再会に話しも弾んだけど、先輩は突然こう言い出したんだ。
「麗香ちゃん綺麗だろうな。ウエディングドレス?良いなあ、あんな子の旦那なんてさ!」