拝啓 元カレ上司サマ

コトコトとシチューを煮込んでいる間、煌太は優希のことを考えていた。

今回の素行調査は、何も優希を糾弾するためのものではない。

そんなつもりはこれっぽっちもない。

誰でも良いから、そんなこと一切ないと、優希はシロだったと言って欲しかったのだ。

優希本人には聞く勇気はないけれど…。



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