拝啓 元カレ上司サマ

麗香の言葉に乗せられて、笑いたくもないのに口角を上げて、

「お世話になっております」

そして、奥様が綺麗で羨ましいとの話には、満面の笑みでどや顔を披露して、

「ええ、ええ、そうでしょう?」

と、宗也は頑張り抜いた。

だからご褒美頂戴と、パーティー終了後は自宅へ直行で。

そして麗香が着替える間もなく、ベッドへ押し倒されることとなったのだった。







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